【レポート】サステナブルなものづくりの現場で、金箔を楽しく学ぶ 「見て、ふれて、金箔を学ぼう」
SDGsレポート
2022年夏、ものづくりの拠点「金箔工場」「箔品工房」を会場に、金箔をSDGsの視点からとらえて、こどももおとなも楽しく学べるイベントを開催しました。金沢を代表する伝統産業のひとつ、金箔づくりは、貴重な資源・金が原料です。イベントでは、400年以上の歴史をもつ伝統の技に生きる、金を無駄なく使い、循環・再生させていく、金箔は金箔に生まれ変わる「サステナブルなものづくりの仕組み」を知っていただきました。
- イベント サステナブルなものづくりの現場で、金箔を楽しく学ぶ「見て、ふれて、金箔を学ぼう」
- 開催日 2022年8月6日（土）
- 開催場所 箔座 箔品工房・金箔工場（金沢市浅野本町）
コンテンツ
■こども金箔クイズラリー
金箔をつくる職人、金箔をはる職人の技を間近で見学したり、館内をめぐって金箔がつくられる工程やリサイクルの仕組みの展示を見たりしながら、次々とクイズに挑戦。全問正解した方には、本物の金箔でお名前を入れた修了証をお渡ししました。
＊参加無料
■環境にやさしい“うちわ”づくり
森を守る過程で生まれた間伐材から作られたうちわを使用。さまざまなモチーフのスタンプを使って、思い思いのデザインに。金箔の薄さを実感しながら、箔押職人の気分も楽しんでオリジナルのうちわ作りに挑戦。
＊参加費用 890円(税込)
ご参加の皆様には、職人の仕事を間近で見て、箔打ちの機械の音を聞き振動を感じ、箔の薄さにふれて、リサイクルされた本物の金地金を持ってみて、と「五感」をフルに使って楽しんでいただきました。普段なかなか見たり体験したりすることができないものにふれて、お子様も大人の方も興味津々のご様子。ご家族でお越しになり、大人の方がお子様以上に熱心にご質問されるという場面も。普段、店舗ではお伝えしきれない金箔のことを、たくさんお話させていただきました。これからも金沢が世界に誇る日本の金箔を、より楽しく、より深く、そこに内包されているサステナブルな精神とともにお伝えしていきたいと思っています。
