箔座では、食用により安心な「縁付」金箔を使っています。

流通している金箔には、製法の面から2種類があることをご存知でしょうか。
国宝修復にも使われる金沢伝統箔「縁付」と、現代箔「立切」です。
金箔メーカーとして箔座が食用におすすめするのは、オーガニックな製法の「縁付」金箔です。

 

 

 


 

オーガニックな「縁付」、ケミカルな材料を使用した「立切」

金箔づくりの工程は、大まかに2段階に分かれます。まず第1段階では、金に微量の銀と銅を加えて溶かし(*)、合金したものを型に流し込み、金合金をつくります。その金合金をローラーで延ばしてある程度薄くし、紙の束の間に1枚ずつ挟み入れて打ち延ばし、1,000分の1㎜の薄さにします。

*金に対しての銀・銅の合金配合率は、箔の種類によって異なります。

 

金箔づくりの工程は、大まかに2段階に分かれます。まず第1段階では、金に微量の銀と銅を加えて溶かし(*)、合金したものを型に流し込み、金合金をつくります。その金合金をローラーで延ばしてある程度薄くし、紙の束の間に1枚ずつ挟み入れて打ち延ばし、1,000分の1㎜の薄さにします。

*金に対しての銀・銅の合金配合率は、箔の種類によって異なります。

 

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【第1段階】合金して1/1,000㎜の薄さにする。

 

 

 

次の第2段階では、その1,000分の1㎜の薄さのものを「箔打ち紙」という紙の束の間に1枚ずつ挟み入れて打ち延ばし、最終的に10,000分の1㎜の薄さの箔にします。
「縁付」と「立切」の違いは、この第2段階の箔打ち紙にあります。

 

次の第2段階では、その1,000分の1㎜の薄さのものを「箔打ち紙」という紙の束の間に1枚ずつ挟み入れて打ち延ばし、最終的に10,000分の1㎜の薄さの箔にします。
「縁付」と「立切」の違いは、この第2段階の箔打ち紙にあります。

 

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【第2段階】1/10,000㎜の薄さまで打ち延ばす

 

 

上記の写真は、金沢伝統箔「縁付」のものであり、箔打ち紙に和紙を用いています。
現代箔「立切」は、グラシン紙に特殊なカーボンを塗布したものを用います。

 

 

上記の写真は、金沢伝統箔「縁付」のものであり、箔打ち紙に和紙を用いています。
現代箔「立切」は、グラシン紙に特殊なカーボンを塗布したものを用います。

 

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金沢伝統箔「縁付」 現代箔「立切」

 

金沢伝統箔「縁付」

 

現代箔「立切」


 

 

 

「縁付」「立切」ともに、さまざまな材料をそれぞれの紙に施して箔を打ち延ばせる状態にまで育てるのですが、それを「紙仕込み」と言います。
「縁付」の打ち紙の紙仕込みに使われるのは、自然由来の材料のみ。「立切」の打ち紙には、黒いカーボンやアルミ粉、ロード油といった工業製品にも使われる材料が用いられています。

 

「縁付」「立切」ともに、さまざまな材料をそれぞれの紙に施して箔を打ち延ばせる状態にまで育てるのですが、それを「紙仕込み」と言います。


「縁付」の打ち紙の紙仕込みに使われるのは、自然由来の材料のみ。「立切」の打ち紙には、黒いカーボンやアルミ粉、ロード油といった工業製品にも使われる材料が用いられています。

 

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価格に代えられない安心

食用の金箔として市場で流通しているものの中には、「立切」も多く存在しているようです。そのポイントは価格です。数週間で紙仕込みができ箔打ちも早くできる「立切」に対し、先述の通り「縁付」は紙仕込みに半年近くを要し、箔打ちも時間を要します。 同じ合金配合率の金箔であっても、「縁付」は「立切」の価格を上回り、安価で提供することは困難です。

口に入るもの、肌になじませる美容の品には、可能な限り安心・安全なものを求めていくべきである、と箔座は考えます。
箔座では、「縁付」と「立切」それぞれの特性をふまえ、用途を分けています。器やアクセサリーなど工芸品のカテゴリーには、製品の価格も考慮し「立切」を、国宝修復のほか、食用や美容の商品ではオーガニックな製法の「縁付」を使用します。価格はどうしても高くなりますが、安心には代えられません。より安心な「縁付」金箔を食用としてお届けします。

 

食用の金箔として市場で流通しているものの中には、「立切」も多く存在しているようです。そのポイントは価格です。数週間で紙仕込みができ箔打ちも早くできる「立切」に対し、先述の通り「縁付」は紙仕込みに半年近くを要し、箔打ちも時間を要します。 同じ合金配合率の金箔であっても、「縁付」は「立切」の価格を上回り、安価で提供することは困難です。

口に入るもの、肌になじませる美容の品には、可能な限り安心・安全なものを求めていくべきである、と箔座は考えます。
箔座では、「縁付」と「立切」それぞれの特性をふまえ、用途を分けています。器やアクセサリーなど工芸品のカテゴリーには、製品の価格も考慮し「立切」を、国宝修復のほか、食用や美容の商品ではオーガニックな製法の「縁付」を使用します。価格はどうしても高くなりますが、安心には代えられません。より安心な「縁付」金箔を食用としてお届けします。